リズムコーポレーション 杉浦圭 美容室の集客・経営・開業のことなどなど・・・・美容ディーラーマンの立場から
やっぱりお店はでっかい方のがいいのか?
すこし遅ればせながらですが、昨年千葉と横浜にオープンしてTVやビジネス誌でも話題になった北欧輸入家具屋さんの「イケア」に、家族におねだりされて横浜まで、はるばる車で行ってきました。
出発する前は、「ちょっと値段安めのスエーデン家具でしょー なんでそんな遠いところまで欲しいモノもないのに行くのー」と言って嫌がっていたのですが、あまくみていました・・
この店すごいですね〜 家具がいいとか悪いとか高いとか安いとかの問題ではなくその売り方とマーケティングの仕方、なにより店の大きさと家具の見せ方がすごいです
絶対日本人にはつくれないお店だな〜と、商売のお勉強になった1日でした。
世界一儲かっている家具屋IKEAとは?
イケアを知らない方のためにすこし紹介をしますと、家具屋では世界NO1の売り上げを誇る超有名企業です。
約30カ国で250店舗。売り上げが約3兆円もあって創業者のイングバールさん(スエーデン人)は世界一の金持ちではないかと噂されたほどの人です。 (2006年度長者番付世界4位)日本ではバブルのころ進出して失敗したこともあり、2006年の横浜と千葉の出店は徹底的に日本を研究してからの出店だったのでオープンから人が殺到してと大騒ぎになりました。
いったい日本の家具屋さんとどこが違うのでしょうか?
□徹底した合理主義・・・だからいいモノが安い
イケアの家具はすべて(シャンデリアすらも)平べったくダンボールで梱包されています。そしてお客さんが自分で倉庫から探して、自分で車に運んで、自分で組み立てをします。これによって輸送のコストと人件費の削減を一緒にしています。 自分でできることは自分でやってくださいね〜 でも物は安いですよ〜という感じなので店員さんの存在感はとってもうすいです。
そういえばこの日も20品ぐらい購入しましたが店員さんに1回も質問せずに買い物ができました。
□とにかく大きい (店も駐車場も看板も案内もトイレもエレベーターもキッズルームもみんなでっかい!)
売り場面積40000平方メートル
よくわからないですが大きいです。 40000÷3.3で坪数なのでなんと・・12121坪、50坪の大きい美容室が、242件も入れますね!
ショールームからはじまって倉庫をぬけてレジに到達すると「やっとゴールか〜」という達成感が味わえます。
□各種サービス
朝食のでるカーディーラーがあるって聞いたことがありますが、イケアでは朝食99円で、しかも無料の会員になると平日コーヒー無料だそうです。たぶん来てさえくれれば何か買ってくれるという自信があるのでしょうね。
その他にも店を一方通行にして客がすべての商品に目を通すようにしたり、価格破壊商品をカゴに入れて点在させたり、無料のキッズルームを授けたり、本格的スウエーデン料理をカフェテリアで出したりと日本の家具業界がやらない(できない)サービスを次々と生み出しています。
<家具屋界の黒船襲来>
こういう圧倒的な一番店(売り上げ、知名度、品揃え、安さ )が出現すると急に今までの1番店の存在感が薄くなってしまうのが怖いところですね
日本で富士山のつぎに高い山もけっこう高い山だと思うのですが、存在感がないのと同じで、いままで日本一の家具屋ですと言っていたお店は急に安泰でなくなってしまいますし、店の大きさや品揃えが売りだったお店はインパクトがなくなってしまいます。
イケアは低価格をそれほど打ち出してはいないのですが、今でも世界的な材料調達と合理化で毎年値下げをしているそうです。
もし自分が家具屋を経営している経営者だったらどうするだろう?と、いつもこういう時は自分におきかえるようにしています。 「勝ち目がないから家具やめて、カフェやろ!」なんて考えるのもアリですが、これだけは絶対イケアにも負けないという物やサービスや戦略があれば大丈夫なのでは・・
小さくてもいいから1番になろう! という考え方
例えば、日本の木と自然塗料のみを使った健康と環境にやさしい家具屋さんとか。で、価格はイケアの10倍とか
例えば、イケアも無印もニトリも大塚家具もナイ!すご〜い田舎に引っ越してその地域でダントツになるとか。
例えば、まっ白い家具専門店とか。
などなど・・・ なんでもいいから自分の得意な部分、強い部分に集中してその分野では1番を目指す。
他のお店がやらないこと、苦手なことで勝負する。
難しいことでなくてもいいから、どんなに小さいことでも1番にこだわっていくと進むべき方向が明確になっていいそうです。
そして1番になったらその範囲を広げていけば勝ちグセがつきます。
刈谷市で1番〜三河地方で1番〜愛知県で1番と!
【編集後記】
美容室は二極化とよくいわれますが昨年ぐらいから、ぼくは単に料金が高い、安いのではなく専門店化してきていると感じています。
いままではサイドメニュー的なメニューだったヘッドスパやエクステや特殊パーマなどを前面に打ち出して集客の武器にしたり、キッズカットが極端に多かったり、一見するとただ安いお店に見えても高齢者の方が来やすい環境をつくっていたり。
何が正しいとかではなく、自分のお店はこれでいくというのを今年もみなさんと一緒に考えていきたいと思います
Author:杉浦圭
杉浦圭
美容ディーラー営業マン
(株)リズムコーポレーション勤務
0566−23−0352
趣味 名古屋グランパス応援
読書
ガーデニング
本屋さんめぐり
カフェめぐり
愛知県西尾市在住
妻 息子ひとり

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